留学生観察日記<バンクーバー編>

IELTS4.0で渡航し、カナダで四苦八苦している留学生の奮闘日記

季節も心も春うらら

心は春うららですが天気はやっぱりどんよりです。家の近くの街道では桜が咲いてきましたが雨が降り続いているので咲いたところからすぐ散っていってます…儚い華の代表例で使われる桜ですがさすがに儚さすぎます…

 

テスト期間が終わり、数学のテストが終わり、無事進級できて第一週が終わり…さすがに開けすぎましたね…

 

 

なんとか100から200に進級することができました。難易度も上がった気がします。

全期のwritingの先生がreadingのクラスで教えてくれているのでreadingのクラスはレベル100だった人のスキルに合わせて教えてくれるのでとても分かりやすいです。

speakingのクラスは初日にキャンセルが入る事態に…どうやら先生が休暇を取っていたらしいです…こういうところは日本と違い大雑把な気がしますね…

 

listeningの先生は見た目は中国系なのですがバンクーバーに渡航したのが3世代前らしく母国語が英語なのでアジア系独特のイントネーションがなくとても聞き取りやすいです。他にも中国語や日本語、フランス語も話せるそうです…

 

writingの先生も中国系の人でした。こちらは1世代とのことですが、とてもきれいな発音なのでとても聞き取りやすいです。ただ、教え方は少しばかり下手…個人的には日本風の教え方に近いものを感じました。

 

私のイメージとしては日本の学校は先生が板書を書いて生徒がそれをノートに黙々と書くのを想像します。クラス内でのグループ作業が少ない感じですね。

 

そして文法の教え方も例えば助詞なんかは風景をイメージして覚えるのが一般的になってるんじゃないのかな?と思います。

inだったら物体が箱の中に入ってるイメージとかonだったら物体が箱の上に置いてあるイメージとか…


中学高校時代と英語を勉強しましたが、学校・参考書・塾での助詞の教え方は全てこんな感じでした。


もしかしたら北米でもそのような教え方をしているのかもしれませんが、私はこの覚え方がとても苦手になってます(笑)


inやonは場所を示す助詞であると共に時間を表す助詞でもあります。他にはatとかもありますね。

箱の中にあるのを想像しながら時間を表すのは可能かもしれませんが私にはできません…


時間に関してはよく

at(点)

on(線)

at(面)

で覚えるのがいいとか言われました。…がそんな次元的に言われても意味が分からないのです…


例えば…月末はat end of the monthと表しますね。上記の通り確かに点と言われれば点ですね。3/31とかそんな感じでしょう。

では3/31は何と言うのかと…私の知ってる限りon March 31と表すと思います。


私的にどちらも同じくらいの時間幅と思うのです。点と言われれば点です。線と言われれば線かもしれません。


恐らく私が英語を嫌いになった理由の一つがこれです。助詞の覚え方を学校や塾の先生に聞くとこのイメージを必ず言われますし、時間と場所はどう覚えればいいと尋ねるとほぼほぼ"例外として"覚えてと言われます。


この例外の数が尋常じゃなく多いんです…acrossやthroughといった助詞ならまだイメージでわかります。実際この単語が持ってる意味は似たりよったりなのでイメージで覚えるのは可能かと思います。

ただinやらonやらはそうはいきません…onは辞書で調べてみると助詞だけで12個の意味を持っていました(ちなみにthroughは6つでした)。これを「箱の上に物体がある」というイメージで覚えろという方が無茶苦茶な気がします。

ちなみに私的に一番簡単で確実なのは文章を読み書きすることですね…自然と使い方を覚えると思います。ただとても時間がかかると思いますし簡単ですが楽ではないと思います。辞書で意味を調べてすぐ閉じるのではなく例文を読むととても効果的かもしれませんね。