留学生観察日記<バンクーバー編>

IELTS4.0で渡航し、カナダで四苦八苦している留学生の奮闘日記

寒波

今年は異例の寒波が到来したらしく、バンクーバーでは2度の大雪を観測しました。

 

もともと(カナダのくせに)雪があまり降らない地域ですので降雪による交通機関への影響は東京並です。

先日はバスが運行停止してしまい、別ルートで帰るはめになってしまいなした。

 

そこまで雪が好きではないので春が待ち遠しいです。

留学生の難題

留学生において一番の難題はやはり言語の壁。そこの現地の言葉ですね。

 

言葉が通じないとコミュニケーションがとても取りにくくなってしまいます。ボディーランゲージを駆使してもやはり限界というのはあります。

 

まず留学生がとても難しいと思う場所は銀行や病院などといった普段は使わないけど絶対必要な場所です。

講座を開設したり、気分が悪い時に症状を説明するのはとても難しいです。なんせ普段使わないような単語がぞろぞろ出てきますからね。

病院に向かう最中に辞書で調べたり…という方も少なくは無いと思います。

 

ただ、条件付きではありますがこれらは翻訳さんがついてくれたら日本人スタッフがいたりなど探せば日本語でなんとかなる場合があります。

ここバンクーバーではそういった場所では日本人スタッフや有料オプションですが翻訳さんを使ったりすることが可能なので実は思ってる程の問題では無かったりします。

 

私が思うに留学生において困難であろう物は「注文」だと思います。

お店等は日本語が使えないですし、銀行や病院より日常的に使いますからね。

 

マクドナルドなんかはこちらでも注文端末式になりつつあるので欲しいハンバーガー絵を押していけばなんとかなりますが、問題はサブウェイです。

 

日本でもおなじみのサブウェイ、パンを選んだり、ある程度自由にトッピングできるサンドイッチ屋さん…日本にいる間は日本語が使えますがこちらでは使えません。

 

実際注文するのは思ってるよりかは楽なんだと思います。ただ、これを選んであれを選んでをするのが難しく感じてしまうんでしょうね。

 

ここに来て8カ月経過しますが、まだ入ったことが無いです…いつか注文してみたいです。

イヤピースを探す旅

駅構内を歩いてるとよくハンカチや折り畳み傘のカバー、イヤピースなんか落ちてるのを見かけませんか?

あれを見るたびに落とし主は今頃どうしてるんだろと考えてしまいます。

特にイヤピースは無いと音楽を聴くのに支障がありますのでとても気になります。

 

さて、今までは落とし物を見つけてあれこれ考える立場ですが、今回立場が入れ替わりました。

イヤピース失くしてしまいました…

毎回どうやったらな落とすんだろうと思っていましたが、落とすときは落としちゃうものなんですね…落とした原因すら不明です。

 

まぁ物が物で小さいですし落としても音が出ないのでしょうがないと思って新しいのを買おうとしたのですがここで問題が発生。

 

 

イヤピースが全然売ってない

 

 

イヤホン自体はどこでも売ってるんですがイヤピースが全然売ってない。

日本だとダイソーやらもしかしたらコンビニに駆け込めばすぐに買える商品だと思ってたのですが…見当たらない。

 

手始めにDOLLARAMAというこちらの100均のようなお店($1の商品はあまり無いですが)に行ったのですが見当たらず…イヤホンが$1.50で売ってたのでそっから拝借するというのも手段の1つだったんでしょうが、残ったイヤホンの残骸がもったい無いので辞めることに。

イヤホン自体だったら音質やらの問題があるんでしょうがイヤピースとなるとサイズくらいしか見る点無いですからね。

 

続いてBEST BUYへ。ここはビックカメラやヤマダデンキなどといった家電量販店です。本店のような巨大なものではなく、1フロアでそこまで広くはないですが音楽関連の商品はそこそこあるので行ってみることに…

結果は無かったんですけどね。これには驚きました。家電量販店ならイヤピースの1つや2つくらい置いてあっても不思議じゃないと思うのですがね。

 

次に向かったのが The Sourceというお店。これも電気屋なのですが水回り系や大きな器具類が置いてない比較的小さなお店です。イオンのテナントがたくさんある場所にあるような感じです。品揃えはpc depotに似てますね。

ここにはイヤピースはありました。あったんですが$7(560円)という微妙な金額だったので少し考えることに…後々amazonで調べてみたら普通の金額でした。意外と金額するんですね。てっきりサイズが違う2対3種で200円くらいが普通だと思ってました。

もしかしたら長時間はめていても耳が痛くなりにくいとか、密閉性が高いとかそんな理由でお高めなんでしょうかね?

 

さて、他のスーパーマーケットを探しても見つからず、$7のを買おうとした時バンクーバーダイソーがあることを思い出しました。

バンクーバーにもあるんです。ダイソー

 

北米1号店で金額も倍の$2するんですが(ダイソーらしく100円以上のものも多々あるそうです)日本のダイソーとあまり変わらないようなので行ってみることに…

 

ただリッチモンドという名前からして高級そうな場所は少し遠いので電車を使いたい…ただ電車を使うと追加料金がかかる…といってバスはあまり本数出てない…ということで最寄り駅の1つ前で降りて目的地まで歩くことに…

 

と、現在歩いております。

土曜まで待てば追加料金も無く電車で楽々と行けたのですがなんとなーく歩いて行ってみようと思ったのでえっせわっせと歩いているのですが…こういう日に限って暑いです。

過ごしやすい街バンクーバーですが、こういう時に限って暑くなる傾向があります。

まあ、貴重な夏なので今の内に堪能しておきたいですね。

3ヶ月目の試練

バンクーバーに来てもう3ヶ月が過ぎようとしています。少しは英語も上達…したのかな?

さて、海外に行く時には3のついた経過日数で何かしらのカルチャーショックを味わうと言われています。
まず3日目、3週間、3ヶ月、3年…
それ以降は無いそうです。つまりだいたい3年で慣れるということですね。

3日目は主にお店に入ってとかホテルで過ごしてる時とかそういう時に気がつくことが多いです。
陳列が雑だとか人が大雑把とかとても目立ちやすいですが、慣れる以外の方法が無いような事柄です。
旅行した時に味わうカルチャーショックはこれに分類されますね。

次に3週間目、これは個人的に感じたので一概には言えませんがシェアハウス・ホームスティのルームメイトやホームマザー間等のある程度生活に密接してる人に対して起きるカルチャーショックでは無いでしょうか?
これはカルチャーショックもありますが、ホームスティの場合家内の習慣やらが違うのでそちらの違和感もあると思います。

長期旅行や短期留学してると感じるかもしれませんが、1ヶ月くらいの短期留学くらいならほぼ終わるくらいに感じ始めるのでそこまでショックしないかもしれません。

私の場合は結構疑問や不満がありましたね。電気から始まって洗濯物やシャワー等等…密接にしてるからこそちゃんと向き合わなければいけない問題なのでこちらは耐えるか慣れるか一人暮らしを始めるか…ですね。まあ、一人暮らしを始めてももしかしたら別の方面でカルチャーショックがあるかもしれません。

さて、現状の3ヶ月目ですが…うまく言葉に表せないのですが、とてもざっくり大雑把に言うと「自国に帰りたい」を抑えるようにする時でしょうか?
3日目も3週間目もしばらく過ぎてから「ああ、あの時はこんなので悩んでいたんだ」と分かる感じで現状どれが原因なのかが分からない状態です。

さて、感じてる内容でも比較的大きいのが「英語の上達」に関してですね。
上で書きましたが、少しは英語が上達したと個人的にも感じてます。が、更にそれを超える感じで分からない事が増えていきます。勉強すればするほど分からない事が増えていく感じですね。

実際は着実に上達してるはずです。ただ、勉強していくうちに知らない領域も必然的に見えてきます。これが上達してる内容より多いと思うのです。

ある線を越えれば上達してるのが知らない領域を超える瞬間が出てきます。ただ、それがどこなのかが分からない…勉強すればするほど分からない…というのが頭の中でグルグルとしています。

それと3日目・3週間目で克服しきれなかった箇所から来るストレスもあるかもしれません。克服したつもりでもただ我慢してるだけなのかもしれませんしね。
それもジワジワと効いてきて気分的にとても萎える状態が続いています。

そしてこの先も続くのかあと思うとどっかしらで帰りたいという思考に行き着くんでしょうね。


この対処方はまだ発見していませんが、現状から言えることは「時間経過」ですね。時間が経てば英語の状態が知らない領域を超えますし、ストレスになる箇所は対処方を見つけられるかもしれません。要するに慣れです。


これに打ち勝ってこそ英語が上達すると思うので辛い場面もありますがなんとかしていきたいと思います。

天気予報

雨季のバンクーバーの天気はとても不安定です。

金曜日に今日の天気予報を見た時は雷雨でした。
土曜日に見た時は快晴でした。
日曜日に見た時も快晴でした。

今日の天気は晴れのち雨でした。

外れてるような外れてないような天気予報でした…こう天気予報が当てにならないいので折りたたみ傘は必需品になりますね。
ただ、建物から建物までの距離が近い場合が多いので小走りで駆け抜けて済ますことが多いです…傘を濡らすといちいち干さないといけませんしね。


さて、日本には無いものでカナダにあるものの代表例として"サマータイム"というものがあります。
これは緯度が高い地域は夏冬間で日の出日の入りの時間差が大きいので時間を変えて時間差を狭めようというものらしいです。この時間差が激しいと躁鬱病になりやすいとか…

今回は+1時間されましたので週末が実際-1時間されたのと同じなので少し損した気分です…

これによってまだ3月中旬というのに日没時刻が19時を過ぎています…夏になると21時でもまだ明るいとかあるんでしょうかね。

日本では馴染みない文化なので戸惑うのかなと思いきや今の所問題は無いですね。
前の日に1時間早く寝るのとアナログ時計の針を変えるのを忘れなければ全然問題ありません。

こういったところでも異文化を体験できるので短期留学するときはサマータイムを挟んで行くというのも面白いかもしれませんね

季節も心も春うらら

心は春うららですが天気はやっぱりどんよりです。家の近くの街道では桜が咲いてきましたが雨が降り続いているので咲いたところからすぐ散っていってます…儚い華の代表例で使われる桜ですがさすがに儚さすぎます…

 

テスト期間が終わり、数学のテストが終わり、無事進級できて第一週が終わり…さすがに開けすぎましたね…

 

 

なんとか100から200に進級することができました。難易度も上がった気がします。

全期のwritingの先生がreadingのクラスで教えてくれているのでreadingのクラスはレベル100だった人のスキルに合わせて教えてくれるのでとても分かりやすいです。

speakingのクラスは初日にキャンセルが入る事態に…どうやら先生が休暇を取っていたらしいです…こういうところは日本と違い大雑把な気がしますね…

 

listeningの先生は見た目は中国系なのですがバンクーバーに渡航したのが3世代前らしく母国語が英語なのでアジア系独特のイントネーションがなくとても聞き取りやすいです。他にも中国語や日本語、フランス語も話せるそうです…

 

writingの先生も中国系の人でした。こちらは1世代とのことですが、とてもきれいな発音なのでとても聞き取りやすいです。ただ、教え方は少しばかり下手…個人的には日本風の教え方に近いものを感じました。

 

私のイメージとしては日本の学校は先生が板書を書いて生徒がそれをノートに黙々と書くのを想像します。クラス内でのグループ作業が少ない感じですね。

 

そして文法の教え方も例えば助詞なんかは風景をイメージして覚えるのが一般的になってるんじゃないのかな?と思います。

inだったら物体が箱の中に入ってるイメージとかonだったら物体が箱の上に置いてあるイメージとか…


中学高校時代と英語を勉強しましたが、学校・参考書・塾での助詞の教え方は全てこんな感じでした。


もしかしたら北米でもそのような教え方をしているのかもしれませんが、私はこの覚え方がとても苦手になってます(笑)


inやonは場所を示す助詞であると共に時間を表す助詞でもあります。他にはatとかもありますね。

箱の中にあるのを想像しながら時間を表すのは可能かもしれませんが私にはできません…


時間に関してはよく

at(点)

on(線)

at(面)

で覚えるのがいいとか言われました。…がそんな次元的に言われても意味が分からないのです…


例えば…月末はat end of the monthと表しますね。上記の通り確かに点と言われれば点ですね。3/31とかそんな感じでしょう。

では3/31は何と言うのかと…私の知ってる限りon March 31と表すと思います。


私的にどちらも同じくらいの時間幅と思うのです。点と言われれば点です。線と言われれば線かもしれません。


恐らく私が英語を嫌いになった理由の一つがこれです。助詞の覚え方を学校や塾の先生に聞くとこのイメージを必ず言われますし、時間と場所はどう覚えればいいと尋ねるとほぼほぼ"例外として"覚えてと言われます。


この例外の数が尋常じゃなく多いんです…acrossやthroughといった助詞ならまだイメージでわかります。実際この単語が持ってる意味は似たりよったりなのでイメージで覚えるのは可能かと思います。

ただinやらonやらはそうはいきません…onは辞書で調べてみると助詞だけで12個の意味を持っていました(ちなみにthroughは6つでした)。これを「箱の上に物体がある」というイメージで覚えろという方が無茶苦茶な気がします。

ちなみに私的に一番簡単で確実なのは文章を読み書きすることですね…自然と使い方を覚えると思います。ただとても時間がかかると思いますし簡単ですが楽ではないと思います。辞書で意味を調べてすぐ閉じるのではなく例文を読むととても効果的かもしれませんね。

テスト準備

あっという間に7週目…最後の週が来てしまいました。英語力がそんなでもなく、一番下のレベルから初めて2か月弱。今週末行われるテストで結果が決まります。

 

最近は宿題やらテストの勉強やらでばたばたしていてやっと時間がとれました。

 

 

個人的にはそんなにスキルが身についた…とはあまり思えません。発音のしかた等はとても良い経験でしたが、そのほかは一応学んでいることなので(ぱっと使えるかはどうかは別として…)目新しいものもなく過ぎていきました。

ならもう一度勉強したならこの紙に昨日の出来事を書いてみなさいと言われると綴りがわからなかったり、英訳が出てこなかったりという不安もあります。

 

基礎固めの期間だったので目新しいものがないのもしょうがないのかもしれませんが、逆に身についた感もないので今回のテストが切り抜けられるかどうか…私の通っている学校のテストの合格点が50点なのですが、近いうちに60点に引き上げるとのこと…ますます勉強していかないといけませんね…